僕らは灰になって 夏は疾うに過ぎてしまった 昨日の君とテレパシーして 泣いてしまうぐらいでいい 強がるから いつもそうだ君は うつろう風景を 青で思い出して 褪めないで 褪めないで 鮮やかなままでいて どうか きえないで いかないで そこにいて 凍りつけたままだったそれを そっと抱きしめたんだ なにかが溢れそうだったけど 冷たい肌触りが いとおしくて ぎゅっと目をつむった めまぐるしい程に 青で包み込んで 褪めないで 褪めないで まばゆいままでいて どうか とけないで とかないで そこにいて うつろう風景を 青で思い出して 夏空もその声も 色褪せてしまうのか 待って 僕らなら ここにいるよ 彩って 褪めないで 褪めないで 鮮やかなままでいて どうか きえないで いかないで そこにいて そばにいて