命預けた午後3時の風 なにとぞよろしく なにかにつけて足をとめてさ しらけてた 夕方ごろには 吐きつける言葉もなくして 転がってく 川の流れのように 冷たい掌にすくっては 流しこむ胸の奥まで 暑い午後の風 洗い髪のかおり 夏にほほをよせながらさ 歩いてゆくんだよネ 心閉ざした午前0時の鐘 レコードは止まってしまった 涙こらえた午前3時の雨 あの嘘がこぼれてゆく ふたりがみた夢の 海へつづく道を いまひとりで駆けてくんだね だれかを思いながら あいつを思いながら もう何度目なんだろう 晴れた気持ちは空に置きざりにして もうなんとでも言えるだろう なにかに気づけたこの朝には 誰かに恋したあの夏から