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もう一度の青春

Track by恍多

210
2
  • 2023.07.12
  • 7:17
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歌詞

青春は通り過ぎてから 遥かに思い出すもの。 六十から七十へ、八十へ、 人は歳を進めて、昔を思い出す。 「青春って何?」って、 若いうちには答えられない。 だけど、だけど、失われてから、 青春の意味が深く胸に突き刺さる。 もう一度の青春を、 もう一度の青春を、 望む人はいくらでもいよう。 あの時、あの日、あの場所で、 後悔のない選び方がなかったのか? 運命の女神は、 本当は何て語ろうとしたのか? 青春は押してきて、 やがて引いていく潮騒のようで、 年を経ても、 心の内から波の音は消えない。 夕陽を眺めても、もう少しで 山の端から隠れてゆくのに、 そのわずかの明るいオレンジが、 その色が目に染みついて、 とても、とても、 言い難いものが迫ってくる。 もし一億円あっても、 五億円あっても、 十億円あっても、 二十歳に還れるなら、 誰がそのお金を惜しむだろう? もう一度の青春。 もう一度の青春。 若かったあなたに逢いたい。 若かった自分に逢いたい。 昔の時代をやり直せるならば、 大きな成功なんてもういらない。 一人で寂しく この世を去るぐらいなら、 人を愛して、愛し抜いて、 もう一度、 あの青春を謳歌してみたい。 神よ、私にもう一度、 青春を見せてください。 ああ、思い出の中だけが 輝いて美しい。 ダイヤモンドダストのように。 ああ、思い出の中だけが輝いて、 私に真理の道を指し示す。

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