飽きるほど繋いだ 左手の感触が 薄れちゃわないように 強く握り返した 近づいて離れて 登って転がって 似通った日々が 僕は君で良かったな 誰に聞いても 誰と話しても 答えの出ないような 形ないものばかり 簡単に言える 「愛してる」よりも 君らしいほどに そんな君に恋した さよならは言えずに 今も胸に隠して また会えると笑ってる 出来もしない約束 「君がいればそれでいい」 「どこにいても構わない」 有り合わせの台詞で 君はまだ手を振っている 見えなくなるまで当たり前だった 忘れられないのは優しさの事ばかり 明日から君にかける電話のわけを 頭に並べなくちゃ もう僕らは友達 さよならは言えずに 今も胸に隠して また会えると願ってる ふたりだけの約束 バスの中で読んでる 出会った頃の手紙 今になってもそんなに 変わっちゃいない けれど 少しずつ君も大人になってゆく これからの僕らどんな 風になるだろう いつか会えた時 こんな日があったねと 懐かしくなったら もう僕らは友達