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雨照

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  • 2024.06.06
  • 4:33
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歌詞

あんなに晴れていたのにさ 雲すら何処にも居ないのにさ 雨が降って 目に入って 本当にただそれだけの事 隠すつもりは更々無い ただありのままを見せただけ 「神様どうかこの私を」って 私がその一部なのに 笑っちゃうよ 貴方にあげた愛の一葉は 刃となって私に刺さった 日が照りつけて蒸発しそうな そんな曖昧な何かであった 私に向けたその目付きは 悲しいようで脅えているようで 私は普通になりたかった 普通を知らなかっただけなんだ 例えば春の桜のように 靡く姿が咲き誇り 例えば夏の蜩のように 物憂げな顔を見つめてる 例えば秋の紅葉のように 散り行く姿胸を打たれ 例えば冬の積雪のように 積もり積もる心のように 忘れないよ 一度でも愛してくれたこと 貴方の言葉は 嘘じゃない 貴方は 悪くない 傾けて 零しただけなの 私はね 人とは違う耳があるだけなの 私はね 人より少し鼻が効くだけなの 私はね 人には無い尻尾があるだけなの 私はね それが九つあるだけなの 私はね 綺麗な毛並みが自慢だったの 私はね 人より少し臆病だったの 私はね 人の真似事をするのが好きだったの 私はね 人に憧れていただけなの 忘れないで 貴方を愛していたこと 私の姿は 嘘じゃない 私は とめどない 感情に 溺れただけなの 雨照す 橋を渡るよ 晴れているのに雨が降る 七色の橋が雨を照らす 「なんだか私に似ているな もうすぐ 消えてしまうのでしょう?」 私は春に散ってしまって 私は夏に燃やされてしまう 私は秋に枯れてしまい 私は冬に溶けてしまう 最期の最期に呪いとして 留まることを許して欲しい 私の愛はきっとそれほどに 強くて固いものだから これは愛の裏返し 雨照らす陽の光

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