歌詞
哀を探した午前零時 重なる暗闇合間縫って 世界が私と交わる時 全てが私で染められる裏世界 腫れた目を隠す月明かりと 朧に揺れる視界の中で 孤独に苛まれた私は 絡まった蔦が解けないまま この暗がりを一番早く抜ける方法は 私は既に知っている 世界が表か裏かなんてさ 私何かが知る由もなくて惰性で 歩いた さよなら 愛すら与えぬ世界よ 私が向かうのは天と地も分からない 裏世界 青い春を売りに出すには 少しばかり不格好で薄汚れていて 決して叶わないと知っていながらも 捨てることにしたのだけれど 相も変わらず臆病な私は 笑う膝を黙らせる方法を知らず 遂には上手くできない呼吸 酩酊に近い視界に蝕まれた 排ガスと鼻を突く雨の匂いだけが 私が生きていることを 叩きつけるんだ あの空 絞り出した声にならぬ声が 弾けて消えた 世界が反転すればいいのにな 重力が私を世界に結びつけるから さよなら 愛すべき臆病な私 向かうのは 私だけの居場所 裏世界
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