逆さ釣りの八弦が鳴く ワイの名には未知が鎮まる しつこさには水が採用 品川から乗り換えて尚 世流に片付く 苛まれて そこに同じ 浮足立つ 人は幾度 花火ならば もう一度咲いて 粋で居な 蛾の季節 胃痛の歪み かき消された言葉 蚊の羽音 詰まった電車 言えなかった言葉 晴れ渡った 皮肉な夏が 意味があるせいで 嫌いだ 厭わない 帰路への記憶に 焼き付いてほしいな 緑茶の柄 瞳は六つ 川崎へと 引き戻されて 世流に片付く 苛まれて そこに同じ 浮足立つ 人は幾度 花火ならば もう一度咲いて 粋で居な 蛾の季節 胃痛の歪み かき消された記憶 蚊の羽音 詰まった電車 言えなかったアタリ 晴れ渡った 皮肉な夏が 意味があるせいで 嫌いだ 厭わない 帰路への景色に 焼き付いた残り香
