例えば僕に雨が降って 君にも雨が降っていたなら 迷わず傘を君が濡れないように 僕は差し出すだろう そしたら君は微笑んで 「大丈夫だよ」って強がるだろう 僕が濡れることを心配して 君は傘を差し出すだろう そんな優しさに触れて雨は きっと晴れて空に虹がかかる その虹を今度は僕が 君に 君に 君にかけてあげたい 例えば僕に君がいなくて 君にも僕がいなかったなら 僕らは雨に濡れることなく 1人歩いてたかな だけど痛みを知って人は 誰かを守ることを知る その傘を君にさせるなら 僕は僕は僕は何もいらない たった1つの小さな傘は たったひとりの君の為に 何があっても側にいるよ 君の空に虹がかかるように