車中ドライブシート 左ハンドルのボルボ 見たことない コバルトブルー輝くボディの トランクひとり 潜り込んでじっと息を止めて 勝手に動きだす タイヤ誰も止めることはない 宇宙・宇宙・宇宙 時速7006キロスプートニクの仔犬が さみしすぎてさむすぎて 涙一粒落として 地球のどこか隅の方に 花をひとつ咲かせた もう二度と止まることも 変えることもない 時速9100キロスプートニクの仔犬が さみしすぎてさむすぎて 涙一粒落として 地球のどこか隅の方に 花をひとつ咲かせた もう二度と止まることも 変えることもない 宇宙・宇宙・宇宙 うちゅう