それは嵐の吹き荒ぶ夜のこと 小言 おどろおどろしい これは何だ 恋心 僕の音と音 風鳴りがやかましい 息が荒くなりすぎて 竜巻みたいな速度で吐息が 君の元に届くよ 風速5000km/sで 拝啓 風神様 少し乗せていってくれませんか 心に吹いたのは爽やかな 甘い恋の突風でした 何度 吹き飛ばされても 舞い戻ってくるからさ この風見鶏の向く方へ 颱ト雀の眼の中に 映った君の姿を追って どこまでも風に乗っていくよ 止まらない想いのその先へ 颱ノ娘の眼の中で 映った僕の姿はどこか 淀んで崩れてバラバラになって どうにもこうにも ならなくなっちゃった 風は鳴り止まない それは雨の鳴り止まぬ朝のこと 心 朧げになる これがそうだ 恋心 君の音と音 高鳴りがこだまする 行き場がなくなりそうで 嵐の中へと逃げ込んだままで 僕の事を話すよ 風速50000km/sで 颱ト雀の眼の中に 映った君の姿を追って どこまでも風に乗っていくよ 止まらない想いのその先へ 颱ノ娘の眼の中で 映った僕の姿はどこか 淀んで崩れてバラバラになって どうにもこうにも ならなくなっちゃった 風は鳴り止まない