太陽が仕事を終えた頃 僕らの青春も終わりを告げる 変わらない日々に 少し乾いた風が吹いた 自覚のないまま歳を重ね やっと気づいた 『もう青春時代は終わりなんだ』っ て 淡い空を見てた 国道を走る遠くの町の名が書かれた トラック あの子の住む街だった 忘れていた あの子もあの子もあの子もあなたも いつか会わなくなって名前すら忘れ て それぞれの生活に溶けてゆく そんなものでしょう 淡い空と青春と 毎日通ったあの道も 卒業してから1度も歩いてないや あの橋の上から見る夕焼けが綺麗だ ったんだ 八月の風 背中を押され いつの間にかこの環境の中で 生活をこなす僕は あの頃の気持ちなんかもうわからず に もう戻らない もう戻れない あの空も時間と共に色を変えて 深く染まってゆく 遠くに伸びてく 飛行機雲眺めながら君は呟く 『この先僕らどうなるんかな?』 変わっていく 変わってしまう 時の流れの中 僕はひとりきり置いてかれた気がし て寂しい 淡い空を見ていたら 青春の終わりに気がついた