溢れた朝 突き抜けるような晴天を見た 頬を撫でる風に疎ましさすら感じて ある程度なんだってできた その実、何もできなかったから せめて貴方には輝いて 欲しかったんだ 「詭弁だ」とか 知らぬ間に作られた理想のワタシが 無言で私を睨みつけてるんだ それがなんだって言うんだ 変わらなかったその心を正しさと 呼ぶんだろ 輝かしい未来が 欲しいわけじゃなくて ただ貴方に笑って欲しいだけ 手放した夢も諦めた夢も 私、全部拾って集めて 君の元へ行くよ 変わらない朝 諦めたように晴天を見た 早咲きの桜花に疎ましさすら感じて 僕だってずっと足掻いた 誰も見向きはしなかったから ただ僕じゃないと思って閉まって 痛んだ 逃げる理由が欲しいだけだったんだ 「手放してよかった」 「今の方が随分自由だ」 どれも嘘じゃない 嘘じゃないけど 空は前より遠くなっていた ハロー 君は覚えてますか 始めた理由を覚えてますか ほら まだ飛べるじゃないか どうせ偽善だとか 知らぬ間に作られた理想のボクらは 誰かの理想でしかなくて 私何もできないけれど 僕は一人じゃ輝けないから 1×1で僕らを証明しようか 輝かしい未来は私にないけれど ただ、あなたに笑ってほしいから 手放した夢も、諦めた夢も 私、全部拾い集めて君の元へ、、、 あぁ、ごめんね私もう行かなくちゃ 君はもうヒーローなんだから 怖くないよって 振り向けば 広がる空 進むべき道はわかってる 楽な未来じゃないんだけど 私が君を信じてる