窪川の駅前で 最終列車が 消えたあと 止まったホームに 残されて 誰かの物語 想うのは 私の心も にているから まだ旅の途中 なのかもね 大正町市場 シャッター越し 昭和の灯りが 漏れてきて まだ見ぬ明日を 照らすように 私を導く このまちで 四万十川の 源流へと 誰も知らない道を選び 透明な水に 溶けてゆく 私という色 まだ名前のない この感情 誰かに似せる 必要なく ありのままでいい そう思えた 今この瞬間(とき)だけは 四万十緑林公園 風に揺られる 若葉たち 自由なリズムで 踊ってる 私の心も 同じように 型にはまらない そのままで それでいいんだ って気づいた 誰も追いつけない スピードで 私だけの道を進もう 完璧じゃない それがいい 今を生きてる 証だから 月が描いた 水面(みなも)には 私の本当の カタチだけ 映り込んでく 気がしてる だからもう迷わないよ