皿倉山の夜景なら 工場の灯りが 星になる 鉄のパレット 彩って 誰も知らない 世界を見せる 錆びついた夢が 輝いて 新しい色に 染まってく 小倉城の石垣で 歴史が刻んだ 時を超え 今を生きてる この私 それだけで いいのかな 門司港レトロの街角で 誰も通らない この時間 アンティークな街灯の下で 踊りだしたい衝動 昭和も平成も 令和も 重ねた記憶が とけあって まだ見ぬ私の カタチさえ この場所なら 見つかりそう 若松の波止場で コンテナの影に 隠れては 航路を外れた 私は 自由な航海 始めたい 誰のものでもない この想い それも私の 宝物 工場地帯の スカイライン 鉄と光の シンフォニー 今までにない 自分らしさ ここで目覚める モノクロの街が 教えてく グラデーションの 生き方を 不完全でも それがいい それぞれの輝き
