Track by夜散歩娘
潮風が運ぶ 古い街の記憶を 五大堂の灯り 遠く揺れて 私を見つめている 夜の散歩道 誰もいない通りで 波のささやきに耳を傾ける 心が震えてる 遊覧船の光 消えて久しくて 瑞巌寺の影に 月が隠れてく 誰かの足音 振り返れば 私だけ 石畳に響く ヒールの音が 寂しさを刻んでく 潮騒の調べに 溶けてゆく想い あの日の約束も 夜の中へ消えてく 最後の観光客が去った 福浦橋の向こうで 街灯が またひとつ 夜を深めてゆく