バス停のベンチで 放課後を待っていた 懐かしい景色が 通りを染めてゆく 小牛田の駅前 商店街のアーケード 古びた看板が 思い出を守るように レトロな灯りに 通り抜ける影が揺れる 緑地公園の遊具が 夜風に軋んでいる 誰かが残していった マフラーが揺れてる この町は タイムマシン 記憶の中 巡り歩く ノスタルジックな風が 私の横で泣いている このまま朝が来なければいいのに 牛飼いの老人と 挨拶を交わした道 今は誰も居ないけど 土手の向こうから かすかに聞こえる 農作業の歌声 涌谷神社の 石段に腰掛けて 星を数えてた あの日の私は まだ知らないんだ 大人になることを この町は タイムマシン 記憶の中 巡り歩く ノスタルジックな風が 私の横で泣いている このまま朝が来なければいいのに バス停のベンチで 明日を待っている あの頃の私に 今夜 手を振ろう
