カーテンの隙間から 漏れる光に照らされて 醒めた体一つで 朝を迎える 隣りにいても僕らは他人で 青空の下 一度だって目が合わなくて それでもよかったのに まだ時効なんて言わないで もう終わったことにしたくないの まだ知りたいことがあるのに 僕にも言えないの カーテンが揺れる度 握った手がより強くなる 敵になってしまったのは 世界じゃなく僕らだった 誰もいないこの町でしたキスは いつだって 最後かもしれないとわかっていたは ずなのに それでもだめだった まだ時効なんて言わないで 嘘ついてでも隣りにいて まだ癒えない身体と心を どこに託せばいいの ひとつ ふたつ 増えるほど 踊ってしまうハートは孤独 ふたりだけの合鍵をかけたいびつな 秘密 やだ、解けないで まだ時効なんて言わないで もう終わったことにしたくないの まだ知りたいことがあるのに 僕にも言えないの この秘密を誰に託せばいいの