あなたは風になる この空も窮屈な位に あの日の歌をのせて あなたらしく光を放って 潮風が あなたを包む どこか寂し気に 地球の片隅にただ 置き去りにされたまま 拗らせた 思い出がほら そっと肩を叩く あの屋根から見下ろせば 夕凪に目を覚ました あなたの暮らしの その隙間に 孤独が隠れてるのなら その手が握った 答えでさあ 今走り出せ あなたは風になる あの高い屋根も飛び越えて 言葉を歌にのせて 意味なんてなくたっていいよ 流されて ここに来たんだ 意志など持たず なりふりもかまわずに 生きるべきだった さよならも 届かぬように 強く吹きつけて 明日の行方なんて 全部風にまかせて あなたの暮らしの いつもそばに 奇跡が溢れますように その目に宿った 光でさあ 暗闇を照らせ あなたはそう火花 この空を切り取って光った 一瞬を永遠に あなたらしく光を放って あなたは風になる この空も窮屈な位に あなたの全てをのせ 今声を高々に 叫んだ