ふわりふわり浮かんでいた 僕の心 風の声 色づく日々 胸が躍る ゆらりゆらり憧れた 黒く赤い花の色 放課後の午後 枯れ草に咲いて ひとつふたつ眺めていた あれは誰の風の声 なんとなくだけど胸が痛い さよなら ここまでが一緒の時間だね どこまで行くの? その答えを僕は追う 旅立ちの風もう一回 花を開いてもう一回 立ち止まって 目を閉じれば 初めて知る土の匂い 悩んでたこともういいか 明日になればもういいか 間違いでも正解でも 見上げたこの世界は風待ち ふわりふわり浮かんでいた 白く青い雲の色 望遠の故郷 晴れ空に去って ひとつふたつ過ぎていった あれは誰の風の声 なんとなくだけど胸が騒ぐ さよなら ここからは一人で行かなきゃね どこまで行こう? その答えを僕は持って 旅立ちの風もう一回 花を広げてもう一回 寝転がって 目を開ければ 初めて知る空の色 悔やんでたこともういいか 昨日のことはもういいか 間違いでも正解でも 見上げたこの世界に風待ち 透明な声がする 僕だけを連れて行く 透明な渦になる その先へ乗っかって 旅立ちの風もう一回 花を咲かせてもう一回 立ち上がって 飛び出したら 初めて知る陽の光 悩んでたこともういいや 明日笑えるならいいや 間違いでも正解でも 見上げたこの世界は風待ち ゆらりゆらり 揺れていた これは僕の 風の声