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天使マディと最終電車

Track byEight

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0
  • 2014.04.26
  • 4:07
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歌詞

哀悼の網膜にまだ焼きついている 光は 静かに傷口を抉るナイフのようで 曖昧な刃先の酷く品がない言葉に いつだって 僕はそいつに怯えてきたんだ 賽の目は大体一ばかり ろくに楽しめちゃいないけど 概ね幸せさ 最愛の君がいなくても僕は 生きていけるし 何事もないかのように世界は回り 続けるよ 最終電車はぐらりと動き始め 遠くなる君の姿 訳もなく涙が垂れ落ちた 厭世と軽蔑の入り混じった 天使の目が 真向かいの座席に凛と佇んでる 酩酊の車内をふらつく少女の吐息は ツンと鼻を突く胃酸のにおいがした 愛を捨てた半世紀前から 救いなんて求めてないけど 少し耳障りでさ 最低な言葉の刃を 悲しみの矛先を 向けられ首をすくめた彼女は翼を 広げる 最終電車はふらりと夜を駆ける 行く当てもない僕たちを最果てへと 導いていく 頽廃の三文芝居 主犯格は自分勝手な盲目桃色 あの時横たわった僕は実はまだ 息があって 本当は偽りなんだ だから次は君も全部嘘でしたと 言って 透明だった僕の両手は予想した 通りどす黒く 悪意に染まり始めてこの身体を 侵してくよ 混濁天使は気づけばすぐ側で 銃口をこちらに向ける 顔色一つ変えもせずに 最低な僕がいなくても君は 生きていけるし 何事もないかのように世界は回り 続けるよ 最終電車はぐらりと動き始め 遠くなる君の姿 訳もなく涙が垂れ落ちた 哀悼の網膜にまだ焼きついている 光は 静かに傷口を抉るナイフのようで

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