疲れきった時間の中で 心は錆びつき いつの間にか痛みを抱いて 眠っていたのか 僕等の手に 一杯に広がった地図 探す道は いつもひとつなのに くやしいだけ 淋しいんじゃない くやしいだけ それさえも分からぬまま 凍えそうな瞳の中で 昨日と向き合い いつの日にか明日を想う時 許される者であるように 僕等の手は 一度にはつかめない こぼれ落ちることも止められずに くやしいだけ 悲しいんじゃない くやしいだけ 目の前のぬくもりさえ気づけない 僕等は 生かされているだけさ 今をずっと感じてゆこう 僕等は 生かされた旅人さ たゆまずに歩いてゆこう 誇らしげに咲いた花さえも 冬を越えて旅をした 惜しみなく 注いだ気持ちから 渡された勇気 忘れずに 放さずに 僕等の手に 一杯に広がった地図 探す道は いつもひとつなのに 僕等の手は 一度にはつかめない こぼれ落ちる事も止められずに 僕等は 生かされているだけさ 今をずっと感じてゆこう 僕等は 生かされた旅人さ たゆまずに歩いてゆこう