水色の恋はずっと波を立てている 本当の始まりは君が運んできた 飛び回る視野はない 尖ってる威厳もない 壊せる権力もないまま 簡単なことさ諦めるなんて 風も止まぬうち 足を止めりゃいい 見ず仕舞いの坂の向こうに 幸運の陽が差していたとしても 飴色の朝焼けが染み込んでいく丘 本当の幸せは君が運んできた 自然界にはさからえない 人間界にもあらがえない 見通せる魔力もないから 簡単なことさ投げ出すことなんて 泡も消えぬうち 立ち去ってしまえばいい 観ず仕舞いのその結末に 思わぬ奇跡が待っていたとしても 薔薇色の生活は棘を隠している 本当の災いは君が運んできた 簡単なことさ終わらせるなんて 乾ききらぬうち 手を離してしまえばいい 言わず仕舞いの別れの言葉に 想いが残っていたとしても 読まず仕舞いのその最終章に 欲しかった答えが潜んでいたとして も 開けず仕舞いのその目の中に 幸運の女神が映っていたとしても 想いが残っていたとしても