少年はくつを捨てた はきなれた黒のスニーカー 靴の中には 透明な石があったよ ふりかえらずとも 足が前を向く ここがどこかなんて 今更気にしないだろ? 僕らが怪我したあと 血が止まり 足が止まる 怖くて 座り込んだ 傷の多さに気づいたんだ 立ち止まることができなくて 終わることが怖くて 飛べないことで 震えてた 戻ることで、 僕らを助けたいのかい? 戻るだけで、弱いまんまだ 自分でつけたキズだろ 少年はすすむ 上へ向かう 「星をこの手に宿して光続けたい」 と くつひもがほどけた ぼくは知らずに 歩いて行くけど 止まるのが、立ち止まるのが、 少年のように夢をみつけたい ここはどこと誰に聞いても 答えはないから ハダシで歩く君にきいても 「終わりはあるけど」 立ち止まることができなくて 終わることが怖くて 飛べないことで震えてた それでも 物語はつづく
