空想 微睡む日常に 掴めない雲を掴もうとした 近くの羊の毛をなでた 届かない空にむかってのばしたんだ 「雲は空にあるんだよ、 僕の毛は雲じゃないよ」 「僕の毛はただのケダマ」 「僕は雲じゃないよ」 「柔らかい僕のセナカ」 君はなんで雲が欲しいの? 白くて、綺麗なものだから 大切にずっとずっとずっとしまいた い 君の綺麗な白い雲 青い空に映る白い雲をみて 「羊みたいなんだよなあ」 夕空見てしろいとなりのひつじ 「僕と雲は別物」 広い空にるるる 羊が流れ 「綿菓子美味しかったよな」 白い雲は流れ続け消えていく 止まることは許されないから そう、わかってるんだよ 届きそうで届かないものは そう、わかってるんだよ 自分がよくよくよくよく知ってるさ 「雲と羊の勘違い」 僕の毛はただのケダマ それでも愛しすぎて もどかしいさわれないよ 君がいつかみた雲を いつかみたあのひの景色 全てここにはないけど 羊と雲の違いなんて それくらいどうでもよくて それくらいどうでもいいんだ
