儚い夢を見たんだ 遠い自分じゃない自分 まるで来世、並行世界 ホントの自分ドコ? 暮れなずむ夕焼けの空 少し寂しいような気がしてた きっと、きっとこれは予感 春の鼓動 蕾弾ける 誘う幻想 憧れと焦燥混じる曇天 それは甘く辛く ボクら突き刺す稲妻 ※ この祈りを届けてあの空へ まだ幼いボクらでもいいかな? 荒ぶるようなこの想いが 浮かび上がらせる雷神殿 泡沫のようなこの時を ずっとずっと生きていたいから あの空へ声を 愛も哀も抱いて祈れや轟く雷鳴 静寂包む世界は まるでボクら拒むようで それじゃ寂しい それは悲しい 孤独の花咲く 言葉なんていらないから 変わらないものはないから そっと、そっと包むような 春の光 現はまるで 愛の試練 打ち上がる花が乱舞 この胸動かす衝動 ボクらに下る天の稲妻 この祈りが世界を変えるなら 幼いボクにも意味あるかな? 遥か届くこの想いを 描き出すのさ春暁に 泡沫のような夜ならば いつかいつか明けてゆくでしょう あの空へ届けや 哀も闇も薙いで穿てや貫く神槍 雨が降るや降る 何処か眠るは優しき青龍 限り無い光が照らし出すは強く赤き 巫女 この旅、巡る 愛し鈴の音 何処へ何処へと求めるは愛 ※ 春雷