私に羽が生えたら 直接君の元へ飛んでいけるのに ガラクタの中埋もれて 届かない想いだけ積もっていくんだ 好きだなんて嘘ばかりついて ただ ただ 重く冷たい 鈍色の翼に抱かれて まだ まだ 伝えられない 近づきすぎて焼け落ちてゆくの 私に羽が生えたら 本当の自由を羽ばたいていけるのに 壊れたままの時計は 君と別れた時間を指しているんだ 嫌いな私に嘘をついた 視界に映るもの全てが 敵に見えていたあの頃 私が望むのならば 千切れた糸も結び直せるの? ただ ただ 重く冷たい 鈍色の翼は抜け落ちて もうもう伝えられない 遅すぎたことを悔やんでいるの