間違えたわけじゃないんだ よくある話だろ 知らなかったんだ しょうがないんだって 片付けてはくれやしないか じゃあまたねって言葉で変わらず 波蝕 いつからか ノルマクリアの音になる 期待しないで 伝えるつもりもないけど 色褪せてく ポラロイドみたいに飾って 置けるほど大層じゃなくても 煌いて見えたのに 冷え切った目を逸らしていた 思い出して 想い返して ただ夢を見てたあの時を何度でも 追い求めてた日を 追い越したことさえ気づかなかった 手離して もう戻れなくて 赤く染まる海の中泳いでいる 書き記した「=」 その先に僕はいなかった 眠らない部屋の王 ノーガード怯えてんの どうしようもなく避けよう 無いナイフ 千本から数えて無いや 波に乗ってんだ 自力じゃ無理だってんだ Tender 未だ逡巡離れなくてさ 残響消えない中 安寧が擡頭 例外は無いよ 離れられなくて探した蛇足 いつまでも心地良い今見飽きてる 「じゃあしょうがない」って 言えるままでいたいんだよ 消え失せていく こそあど以外で 語ってくれる人なんていなくても 気のせいにした過去に 下り切った手を伸ばしていた 思い出して 想い返して ただ夢を見てたあの時を何度でも 追い求めてた日を 追い越したことさえ気づかなかった 手離して もう戻れなくて 赤く染まる海の中泳いでいる 書き記した「=」 その先に僕はいなかった