電線に縛られた 僕らを見下ろしては 一瞬の綻びを密かに待っている 平然と吐きだした 僕らの諦めは 黒い瞳にはどう 映っているのだろうか 羽ばたくこともできなくなった 心で何を信じればいい 照らす月が、僕らの本性を 明るみにする 満たされない 期待、痛い、死にたくない 僻み、妬み、歪み続ける願い 誰かに認めて欲しいだけなのに 見えやしない 未来、暗い、見たくもない 根も葉もない、理由で語る以外 僕らに出来ることはありますか? どうせこの社会は、 自分一人ぐらいが いなくても代わる代わる回り続ける どうせこの世界が、悪いのが正解だ なんて挙げ句果てるのは 全部他人のせい 信じることもできなくなった 不出来な神様笑えて来るよ 照らす月が、綺麗に見えたんだ まだ期待している? 満たされない 期待、痛い、死にたくない 僻み、妬み、歪み続ける願い 誰かに認めて欲しいだけなのに 報われたい、期待したい、自分次第 恨みつらみ、なんてお門違い 自由に羽ばたく彼に憧れていた 見えやしない 未来は誰も分からない だから、藻搔き、足掻き続ける以外 僕らに出来ることは見つからない