いて座

歌詞

−海が帰ってくる サジタリウスの片方の子− 羅針盤が週末に狂う あっちはずっとお祭りなんだって 学校の先生が教えてくれた 世界どこにあるんですか 地球儀にあるんですか ネットのニュースにあるんですか 月がとても低い夜は お母さんが帰って来るようなそんな 気がして こわれそうな わくわくするような 甘い香りに包まれて そのうち寝ちゃってた どこに行こうかな ここにいようかな だれも私のことわかんない だれもあなたのことわかんない あかんベーして立ち去ったあの子も 今頃穴ん中 空が広いから憂鬱 たまには コハルの毛のように舞ってみたい 会ってみたい人はいるけど だって期待してるのもあれでしょ 結局は冬の夢のような やわらかさに埋もれちゃって パパはずっと逆噴射で どっちかってゆーと優雅な方の人間 ユーカリ持ったコアラのような人間 世界どこにあるんですか 大気ですか？ 体内ですか？ みんなわかってるつもりですか？ 不安未満イライラ以上 決まり切った言葉いらん 聞かん坊のようだった弟 いつのまにかキランと光る別の匂い だれか帰って来る ドアの音がする 私はそこに立つ 光見える場所に立つ 風が吹いて来るのを待つ 松林 いつか行った大分のおばあちゃんち 山の上の小さなうち さいごは笑顔でうやむやになるのが オチ パパが買った世田谷の土地 真空パックでそのまま放置 タンスの奥の永久装置 晴れ雨曇り 結局どっち 占いしか信じない 歌うような恥じらい 別に何も感じない どんなことだって足りない いたいいたい 体いたい 生理みたい 登場したい 知らない地図の上ピンを止めて さっそうと登場したい 私は死体 愛の遺体 期待しない 未来見ない そして生まれ変わる また新しく 今日も明日も　新しく