握り潰せるほど 私という女はささやかなんだ 取り乱しては息を飲んで あなただけを見つめているわ。 憎む事はしないわ あなたは素晴らしいから この私に見合った 世界へ連れて来てくれたから 脆き平伏し 愛をせびる様を見たくはないわ ずっとあなただけは綺麗な人でいて 嘘をついてでも。 「濁りすぎた悲しみ。」それを歌った昔を 削ぎ取った私が歌いたいのは もはやあなただけ。 握り潰せるほど 私という女はささやかなんだ 取り乱しては息を飲んで あなただけを見つめているわ。 私は 私はもう 優しさなどあてにしてないわ そうよ 知らなくてもいい事まで知って 私はここに居る 疲れた過去に何を想えばよかったの? あなたはもっと 出来た人間だと そう思ったのに 跪き平伏し 愛をせびる様を見たくはないわ ずっとあなただけは綺麗な人でいて 嘘をついてでも。 じっと檻の中から 慎み深い愛を約束するわ 私は?あなたは?汚し合う為のものではない つたない手で 毎日あなたに触れる私の心まで 来れるつもりでいるの?あなたは