ああまだ終わらないで もうエンドロールが 流れちゃうじゃない ああ駄々こねたって無駄 嫌なら端からはじまっちゃ 駄⽬だったんだ 拝啓16の君 すでに⽣きる意味を探していたよね 拝啓18の君 どうにかして死にたかったよな 磨り減る毎⽇の中に潜む その⼿が招いている もう少しの不幸を 味わってからなのだ 精⼀杯の花束を 抱えて君を迎えに⾏こう ⼿⼀杯の思い出の 代償ならば飲んでやるぜ それから君を迎えに⾏こう エンドロールの後になっちゃうけど 嗚呼、君を迎えに⾏こう 夏に鳴く 拝啓20の君に 救えるもんは何も無かったけど 今の私すら無いよ ね、いつ価値がつくんだろう 増えてく歳の数字の仕組みに 未だ眉が上がる 産まれた時から 息する数が決まってたなら 「もう⼀回はもうない この⼈⽣でよかったな」 なんて絶対思わないから こんな私を愛してくれよ でも出会ってくれてごめんね ⽬⼀杯の償いよ この⾝を是に捧ぐから ⼿⼀杯の思い出の 代償ならば飲んでやるぜ 精⼀杯の花束を 抱えて君を迎えに⾏こう ⼿⼀杯の思い出の 代償ならば飲んでやるぜ それから君を迎えに⾏こう エンドロールの後になっちゃうけど 嗚呼、あの⽇捧げた花 夏に鳴け