例えば 例えば 君が目の前に現れて 「君のせいだよ」って 言ってくれたら 出来れば 出来れば 僕は君と君の家族に 何をしたらいいのか 教えて あの時 あの時 その腕を無理矢理に掴んで 目を見て話そうって言っていれば さよなら さよなら なんてしなくても 良かったんじゃないの いくつになっても 味わいたくないよな 杞憂に過ぎない、 なんて後から言えれば その方が良かった 怯えなくて良かった。 髪を切ったこと たとえ気づいても、 言えないような君なのは 知っていた。 僕はそんなんでいいの こんな生き方でいいの どれだけ痛みを知ったら許されるの 僕はそんなんでいいよ こんな生き方でいいんだよって ただ平凡で居ることを 許して欲しいだけ 例えば 例えば 僕が目の前に現れて なんでいなくなったの なんて聞けない 君から 君から この首を絞めて欲しい なんてそれも傲慢かな 後悔をしたかった 失恋をしたかった 売れない日々を一人過ごしたかった 失敗をしたかった 見下されたかった 息が止まるほど僕よ痛みを知ろ 僕はそんなんでいいの こんな歌い方であってるの 君に顔向けできる日はいつ来る 君はもういなくなって 僕もいなくなりたかった なんて声には出せない 歌にしか 僕はそんなんでいいの どんな生き方なら嘲笑われる どれだけ痛みを知ったら許されるの 僕は「そんなんでいいよ」 「こんな生き方でいいんだよ」って ただ平凡で居ることを許してくれ 息が止まるほど僕よ痛みをしろ