赤のようにもえていく 黒のように深く 緑のようにゆらめいて 残った 白のように散る 花のように、風に舞う そんなすべてを 何も知らないまま、空を眺めて 息を吐いてる 僕は目の前の君が 好きだ 「その感情を 花の名に例えるだなんて、 君はどんなに 甘い甘いところでずっと 生きてきたのでしょうか」 「でもここにはここのつらさがある だけだよ、 そんな風にいえるのだって、 特別な種があるから」 単純に咲く七色 喜びも悲しみもないみたいにただ 生きて そう見えてしまえば 僕らの恋はきっとない 未来 赤のようにもえていく 黒のように深く 緑のようにゆらめいて 残った白のように散る 花のように、風に舞う 君のすべてを 生まれた色のまま、知ってみるため ここに来たから 僕の目の前にはほら 雪だ 「この感傷を 花の香でごまかすだなんて 僕はどんなに 長い長い時間をひとりいきてきたの でしょうか?」 「でも過去には 過去の若さがあるだけだよ、 そんな風にいえるのだって、 特別な今があるから」 永遠に咲く一色 想像にいきるなら 夢でもないことだけど そうじゃない一瞬を 一番近い空にみる 未来 朝のように美しく 夜のように深く 瞬間のようにゆらめいて 残った時のようにゆく 赤のようにもえていく 黒のように深く 緑のようにゆらめいて 残った白のように散る 花のように、風に舞う 僕のすべてを きれいな色のまま、知ってほしくて 今も生きてる 君の目の前にもただ 雪が