万華鏡

歌詞

恋なんて消えてしまうもんで 愛なんて形のないもんで 僕の心はもういつだって 右往左往されてしまうの わからない言葉はいつだって 片手で事足りるもんだって わからない気持ちはいまだって 両の手塞いでしまうんだ 君に代わる人探したって 他の誰かと手繋いだって あの日僕たちが繋いだ 手の感覚思い出すんだ どれだけの日々が流れたって どれだけの距離が離れたって お互いの繋がり断ったって 未だに想ってしまうよ 何度だって歌歌って それに意味なんかなくたって 君が涙流さぬように 祈っていた こんな僕じゃだめだって けど息を吸うのも躊躇って 君のいないままの今日を 生きるんだ 傷口は徐々癒えるもんで 時の経過とともに忘れて 思い出になるのがセオリーって 僕には思えないよ 君の匂いが染みついていて 君の言葉が住み着いていて 僕の一部に連なっていて もうどうしようもないよ 消えた跡に 足を止めた 意味もないのに 泣きたくなった これが僕の 涙かすら 分からないの 何度だって立ち止まって 君のいない世界に立って 双方向性のない針を 憎んでいた 僕が僕じゃなくなって 今はもう何者でもなくて されど明日のために今日も 「僕」をする 笑えない理由はいくつあったっけ 歌えない理由はきつく縛ったっけ 忘れない君との日々を想ったって 変わらない気持ちは今も一つだけ 何度だって歌歌って 僕の心が枯れたって いつか君の元まで届いてくれ 僕の横に君はもういなくて 僕の日々にもう意味はなくて けど無理をしたって言うよ 「どうか幸せで」