笑えないんだ 無価値に消えゆく今日も 保証のない未来を見て 故障しない心求めた それだけだ 夢を見たんだ 怠惰な日々過ごす夢を そんなもの求めていた 自分に嫌気がさした 2.3センチの距離ならまだしも 僕らが個々で見てた世界は 美しくそれぞれ異なってて なのに僕らの唯一の色を奪うように かき消すように 同時刻そこに集まるように はみ出ぬように 迷わぬように 同じ顔で清く笑えと言う 笑えないよ 間違いだらけの 僕らの歌を口ずさんだ それでもいいかって笑えたらな そんな世界を されども僕たちは 歪な正解を突き立てられて 横一列に並べられて 始めの合図を聞いた 変わらないんだ 僕らどこまで行ったって 見知らぬ顔ばかり並んだ 行き先不明のバスの中 きっとこの先僕らはどっかで 時よ戻れと連呼するんだ それに特に意味などはないけど 途中下車を選ぶことなど 許されないんだ 仕方ないか こんな世に僕が生まれたんだ くだらないな 報われないな 何者か訪ねる問いはもういいよ 情けないな あの日描いてた モノクロの夢の絵画を手に 色付く前に破り捨てろと こんな世界だ それでも僕たちは 自分の道の上歩いて行くんだ どこへ行こうかその行き先は 僕らで決めようか つたないメロディーで歌った歌 借り物の言葉で伝えたいこと 全て無意味だって声がしたんだ だけど僕はそうは思えなくて 消えたいと願うすべての人へ 始まりの音だけ思い出してよ 僕たちは自由だ どんな壁も 思い通り超えていけるはずだ 思い出した あの日の僕達は何も知らぬまま 夢を見てた 時間の対価と共に失う 理想の僕らの未来 それでもいつかはと 自分が決めた道歩くよ僕は 挫折と後悔から 一番離れた場所で会おうか 笑いあって