滂沱

歌詞

私には何も取り柄がないから 画面の向こうが眩しい 雨粒が窓辺叩く音を繰り返してる なるべくヘイト逸らし 幽霊みたいなささやかさで それでも私なりに生きてた ボーダー 今日も何にもなくて ボーダー 満たされてもない不幸でもない ボーダー 人に合わせて適当に笑う ただ、まだ、死んでないだけ ボーダー 悪循環のルーティン ボーダー 放り出された開けない封筒 そうだ 私は今でも ただ、偶然、まだ死んでないだけ 別れを 告げられたのはいつだったろう 一人に慣れてしまった さめざめと降り続ける水のように 梅雨が来たね いっそ喧嘩すればよかった 本音を言えたのはいつだったか 明かりが灯った景色を見たい ボーダー 泣き疲れた夜は ボーダー ルイボスティーが身体に沁みていく ボーダー それなのに思い出して涙 なぜ、まだ、止まらないの ボーダー 全てを投げ出したくて ボーダー 乱雑な部屋と私の心 そうだ 私は今でも ボーダー 今日も何にもなくて ボーダー 満たされてもない不幸でもない ボーダー 人に合わせて適当に生きる ただ、まだ、死んでないだけ ボーダー 色褪せるカレンダー ボーダー スマホに映る光の世界 あなたが私のボーダー ただ、偶然、まだ死んでないだけ