Track byofulover
赤い煙草ふかした青年は 通りを睨んでる 「あの娘が欲しい 花一匁」 欲氏が聞かないみたい こめかみをなぞる汗が 不満を煽り立てている 可愛い顔で腰振る君は 飼い犬のようね 夏至の溺れる夜にふらつく女と 心配性装った魔物 今日も人格者面して愛を語るよ 嗤ってくれ 腐ってしまった肺と根性 吐瀉する夜更けに刺さる正気と 一夜の請求書 明日も人格者面して愛を語るの? 殺してくれ 色欲に満ちた魔物 罪悪感に勝る衝動 革命なき 平成の小物