察してよ 今ひと繋いだその声に 救われ吐き気がした 何気ない日々 季節の匂い 藍染めた様な 空と海を 両手で掴み 描き上げた 蒼過ぎたようだ 味がしない どうして言葉はいつも理想と イコールで差し出しても問題は 無いでしょう 必死に生きた意味を探した 察してよ 雲ひとつ無い空など無いと言った 愚かな僕を 最果てに それすら見れない哀しみをどこまで 汲める 喜びや怒りを全て詰めても 無感情的に今、消えてしまった 想像を希望に変えて 僕らは行くんだろう それを非望と呼んで 潰してしまうのか? 察してよ 雲ひとつ無い空など無いと言った 愚かな僕ら 合図しよう三、二、一、 で翔んだ影を数えてみよう 見えもしない物を追いかけるより 掴んだその今はもう、離さないでよ