〜オープニング〜 飲めない酒に力を借りて 愛なんていらないと泣いた 止まない雨を恨めしそうに 窓の外を見てた この歳の2年は長すぎて 明日に踏み出すきっかけもない 今思えばあなたの嘘も 見抜けないほど惚れてたの 愛して死んで行くことが たった一つの夢でした 幸せを望んだ記憶さえ 思い出せない長い夜 冷たい女が好きだなんて 信じた私がおかしいの すかした男が言いそうな 安い言葉ね今では 尽くしたつもりでいたけれど なんで悔やんでしまうんだろう 世間並みの女の値打ちは 諦めの良さを言うの 愛した男の見る夢を 一緒に追うのが生き甲斐でした 儚い望みも今日限り 捨ててしまおう朝までに 今夜の私に都合のいい雨が すべてを水に流してくれて 何にもなかったことにできたら そんな楽なことはないのに 愛して死んで行くことが たった一つの夢でした 幸せを望んだ記憶さえ 思い出せない長い夜 都合のいい雨に涙を隠して 〜エンディング〜