10代半ばの時の俺たちは 突然自分の中の何かが 目覚めたかのように 周りの奴等より少し 出来るようになっていた そしたら自分は他の人間よりも 優れてると本気で思うようになった やがて自分より下の奴らを バカにし、嘲笑い、 見下すようになった 自分が一番上だと本気で信じて 疑わなかったから だけど大人になったらそんなものは 一切通用しなくなった… あの頃の俺らは 無駄に威張りまくってた クソガキだった 能力だけがすべてものを言うなんて 今じゃもう関係ねぇ! 10代半ばの時の俺たちは一番強いと 思っていた 自分より弱い奴らを平気で 痛めつけたりこき使ったりしてた 強さを見せつけ、恐怖を植え付け、 誰も逆らえないようにしてやった 調子に乗って 格上のやつらに挑んだら見事に返り 討ちにされた… あの頃の俺らは 無駄にイキリまくってた クソガキだった 打ちのめされてから思い知らされた 上には上がいると… あの頃の俺らは自分が 大人びていると本気で思っていた… 他人よりも少し成長が早く、 自分を意識し初めた… あの頃の俺らは無駄に大人ぶってた クソガキだった 態度もデカかった、 強さを履き違えた、 全てが敵に見えた 井の中の蛙は大海を知らなさ過ぎた