ひとり ひとり ひとり ふたり さんにん よにん 目には見えない ゆめの糸 今のこの時間も 明日のあの場所も 命の一部になる 緑と青になる 途方に暮れる毎日を 必死でつなぐ世界の 糸をつむぐ 音が 聞こえる はるかな旅路 コンパス片手に 広がる大地をかけぬけた 空は青く、深く、すきとおる 辛く悲しいときは 目の前の糸を手繰り寄せて 紡ぐ、紡ぐ、紡ぐ、紡ぐ タンポポ咲いてた うららかな昼下がり ふわりとまう わたげのおどり ぼうっと通り過ぎた 白い影をたどり あつまりはじめた無数の糸 今日も明日も未来も 無限の色彩に染められてゆく まだ見たこともない 世界を そう 描き出そう 赤に 青に 変われ 染まれ それぞれの形へ 今を生きている奇跡を 紡ぐ、繋ぐ、紡ぐ、祝う 星空の大陸 生きとし生けるものたちよ 眩しいほどに光る地球 途切れた糸も なくした糸も結んで 君を 包む 星空のころも