見上げた空は鮮やかに青く 暖かい温もりの先へと いつのまに誘われている 雨上がりいつものように あの時を思い出すね 虹をくぐれるとそう信じてた 君の手を取って叶えてあげよう 夢の国で貰った星の砂 何度でも言った言葉に変わる あの丘に吹く風を集めて 雨を降らせては虹を作ろう 昼下がりあくびをして眠そうで くるまってはまたうたた寝している 虹をくぐるともう夢の中 さよならがぐっと近づく程に 今にも消えそうな声で言う 最後の言葉拾い集めて 雨上がり見上げた空 遠くから見つめる目と目は何を思う 虹の向こう側から手を振って 微笑む君と指で合図して 夢の国で貰った星の砂 ぎゅっと握りしめ前を向いたら 君は少しだけ僕に勇気をくれて また空に消えてった