ああ夢を羨んだ うつつが色褪せてる ああそれを思っていても あと少しだけ瞬き あの答えが尾を引くから 手の甲で目を覆っていた だけどさ此処から探してみる 積もる普通に水飛沫 朝日を見る街燕は飛んだ 東を知る街燕は飛んだ 朝日を見る街燕は飛んだ 燕は僕だ 思い切って春になる 君の今まで見たことがない目 あれから知っている しんとした色 陽炎揺らぐ未来として 雪の果てはさよならとした 取り分けようとすると 幻も振り返るでしょう 君を見る僕を見る君を見る 僕を知る君を知る僕を知る 君を見る僕を見る君を見る ことがなくて 思い切って春になる 君の口から出るはずの言葉 あれから知っている から 思い切って春になる 溶けた氷が仄かに残る あれから知っている 凛とした色 思い切って春になる 君の季節で流れていくのさ あれからの僕の 栞の続き