Track by海の上のプールサイド
川沿いの道を歩いていたら 浅い水たまりのなかに彼女が 眠っていた 君は処女だった マッチ売りの少女が描いた妄想は あの遠くの空をきつね 色に染めていく 君は処女だった 僕が遠くの町に出稼ぎに行って 帰ってきてみると君は死んでいた 君は処女だった 僕が遠くで汚い仕事をしていた間 君は純真無垢なその瞳を 乾かす間もなかった 君は処女だった