ねぇ あなたはどこに向かうの? 彼方 先まで何も見えんよ ねぇ このままここに居ようよ 私 行かなきゃいけないのよ ねぇ どれだけ歩いたろうか? 同じ匂いと 知らぬ街 人 ねぇ いつまで続くだろうか? 恥と妥協の答え合わせ 普通列車は行ってしまった 潮風が頬を撫でる 貴方を知らなかった僕は もう存在しない 愛してた花も 貴方とたらしめる いつかのあなたが尋ねた 「才能と等しいものは何なの?」 長く続いた沈黙を統べる 規則立った波の音 狂った時計と 回り続ける針 「いつから?」と思うのもよして 狂いきってしまえば 回りきってしまえば 上手くいくと思ってしまった 貴方を知らない僕はもう存在しない 枯れた花でさえも 愛したいの 貴方が愛してくれた 唄も言葉も僕自身も 変わって 変えられてしまうけど 全て受け入れて 生きていくわ