一人ぼっちに慣れた僕でも 汚れた靴は似合わないだろう 君が欲しがっているなら 愛以外 全部きっと あげるから 一人ぼっちを辞めた僕らは 枯れた声で 互いを責めた 怯えることはないから 小さな花でも見つけようか 交差点に立って 覗く視線だけ いつもより君が強く見えた 悲しいのは誰 照らす赤のサイン 僕らはまだ話せるよ 踏み出したネオンの街 相も変わらず 向かいの路地で 君を見たの 慣れた感じで 選ぶ仕草を 何も変わらないのは 僕だけ いつもの 派手なブルー 「ねぇ、変わったね」 なんて済まさないで ボタンホールに 折れた針を通すように 何も変わらないのは 苦くて 残った 君のコーヒー 冗談混じりで 落とした恋なの いつもより君がブルーに見えた 優しいのは誰 点滅するサイン せめて今日は話そうよ 駆け抜けた昨日の街 待ってもう追いつくから 交差点に立って 覗く視線だけ いつもより君が凛としていた 悲しいのは誰 探す不意の合図 僕らはもう話せるよ 踏み出したネオンの街 相も変わらず 一人ぼっちに慣れた僕でも 綺麗な靴は似合わないだろう 君が欲しがっているなら 愛だけ 全部そっと あげるから
