九月が降り死んじゃったfellow、 ぬるめの愛が被れた皮膚を刺す。 永く膿んでたmemoryが、 ゆらりくらり耳を浸す。 九月が終わり飛んじゃったmellow、 苦い塩っぽい僕だ。 それでもと、 胃酸を飲んだ君が不可解なんだ。 消炎剤は僕の唾。 隠し持ってる「嫌い」が。 つまり、今は、 どうやったって僕はまだ、 君の濁を飲んでやれないんだ、 今は。 四月はふわり飛んでったでしょう、 見えないナイフが腫れる鼻腔を 刺す。 まだ続いてたmemoryが、 苦いそれを二つ飲ませる。 「おとなはつまり、十五歳以上。」 一つでは、足りないのだ。 あの時の君はそれで 足りていたのだろうか。 消炎剤は僕の唾。 隠し持ってる「嫌い」が。 つまり、今は、 どうやったって僕はまだ、 君の「濁」を飲んでやれないんだ。 星降る夜に消炎剤を。 鈍い痛みに毎日を。 許されるならいつかの、 君を飲み下すifまで。 星降る夜に消炎剤を。 鈍い痛みに毎日を。 許されるならいつかの、 君を飲み下すifまで…