河川のベンチに はらり舞う彼岸桜 さよならなんかを嗤った 春の夢を見てた あの日の景色も ずっと二人過ごしてた街も もう変わってるんだろな 夕景に遠のいていくよすが いっそ嫌いになればいつか 消えるかな 記憶はもう遥か彼方でも 枯れたはずの水仙が咲いていた 変わらない過去と僕だ こんな想い出なんか散って 今もずっと胸の中いつも 揺れるからまた春時雨 浮かんでいる残花待って 霞塞いで惜しんでないで 哀を唄ってただ過去に縋って 夢を見るとか 今日も想い出して最低だ 忘れようとしてるのにさ あの日こうしてればとか 意味のないことをずっと 思い返してる 明日どうしたいとかもういいよ どうせもういないなら 俯いてないでさ もう嫌いになってくれ 想い出して辛くなって いつも胸を焦がし泣いている 忘れたくてバカらしくて なんて分かってるんだ 風が凪いで巡り合って いつか赦されると言うならば 春をまだ待っている 揺らいで澄ましてたって 青に染まってるばっかもういいよ 変わらない過去と僕だ こんな想い出なんか散って 今もずっと胸の中いつも 揺れるからまた春時雨 浮かんでいる残花待って ほんの少しでもいい消えないで 愛を唄ってただ過去に縋って 探してるとか 今日も想い出して最低だ