曙を裂いて 私は晴々 行く先々で幸を撒く 歌えや歌え 踊れや踊れ 騒ぎ吐き出せば御満悦 見つめ合うその隨 交わす言の葉は花弁と舞う 惜しむらくは蕾は蕾のままに在らず 私は花開く この命捧げる事になろうとも 艶やかな舞台で秘め事に想いを 馳せる姫 私よ咲き誇れ 私が私である為に 艶やかな舞台で眩しい叫びに 「サクラサク」 褪せた微睡に彩りをどうぞ 眼擦れば色直し 極彩色の三千世界 さぁさぁ…寄ってらっしゃい 見てらっしゃい 花の命は短し故に夢に恋せよ乙女 その様は正に爛漫 篤と御覧あれ これこそ絶景 私は花開く この命捧げる事になろうとも 艶やかな舞台で秘め事に想いを 馳せる姫 私よ咲き誇れ 私が私である為に 艶やかな舞台で眩しい叫びに 「サクラサク」 私は花開く 私よ咲き誇れ 枯れる事無く 夢の幕が開ける 振り返れば指を咥えていたあの日 その背中を押すは他ならぬ 私の歌でした 夢は咲き続ける 夢が夢のまま目覚めぬ様に 艶やかな舞台で私が見ている 景色は… 「桜花爛漫」