かわいたしろさに くつおともなく まがりかど すぎていくじかん むなしいよりも あらがうように こいのあかしを むねにきざむの どれだけはなしても すれちがうだけ こたえはでない ふゆのまひる きみのこえがきこえない にがつのかぜのなか こごえるゆびさきで ゆめをなぞってた きれいなままのこいを むねにしまっておくよ さよならもいえないまま はるをむかえにいく まじめなとこが とりえだったけど それもいまじゃ とおいはなしね こうかいよりも であえたことに ひとつのいみが あったんだろう さむさがしみるよ にがつのよるに きみのかげだけ まだのこる きおくのページ やぶりすてて いそがしいひびに うもれていく でもね きっと どこかでまた きみのことを おもいだすんだ こいしたきみがいない それだけでせかいが すこしちいさくみえるけど いまはうけとめる ちってはまたさくように こころもかわれるから なみだでおわらせない はるをむかえにいく きみのいないはるに むねのなかで てをふった
